親の介護で在宅介護するときに自宅療養するためには?

親が歩くのに不自由であったり、健康状態に問題があり、病院へ通院できない場合があります。 親が通院できないとき、在宅介護で自宅療養するにはどうしたらよいのでしょうか。
親の在宅介護で自宅療養する方法をお伝えします。

在宅介護で自宅療養したいといった場合どうするか?

糖尿病や高血圧など、通常は通院して処方箋を出してもらえば済むものです。 ところが、病状が安定していて、医療処置がほとんど必要ないにもかかわらず、通院できないため、やむなく入院している高齢者がいます。 親が自宅で療養したいと希望したときに、家族が介護や医療を受け入れる体制を整えることで、自宅療養が可能になります。 家族が介護や医療の受け入れ体制を整えることによって、医師や看護師に訪問してもらうことで、親は自宅療養できることになります。

在宅介護で自宅療養する方法

往診を利用する

往診は、患者本人や家族の要望で不定期に医師に自宅で診察してもらうことです。 たまに具合が悪くなったときなどに、医師の診察を受けたいときに往診は適しています。 親が通院できないときに、自宅療養していて、突然具合が悪くなった時に、医師に自宅訪問を依頼するときに使います。

訪問診療を受ける

訪問診療は、定期的に(例えば、2週間に1回など)医師や看護師に自宅を訪問してもらい、診察を受けることです。 定期的に診察を受けることができるので、糖尿病や高血圧などの慢性病の治療でも有効です。 定期的に診察に来てくれる医師に依頼し、薬の処方箋を出してもらえば、家族が薬局で親のために薬を買うこともできます。 上述の、往診と訪問診療をあわせて、在宅医療といいます。

訪問診療の費用

訪問診療の費用は、医療保険による支払いが可能です。 そのため、親が通院できないときに、自宅療養中に、何度も訪問診療を受けても、高額療養費制度の上限額以上は支払う必要はありません。 ですが、親が通院できないときに、自宅療養中に、受けた訪問診療の費用すべてが医療保険の対象になるわけではないのです。 医療保険の対象になるもの、医療保険の対象にならないものを分けてみましょう。

医療保険による支払いが可能なもの

・定期的に訪問した場合の診療費(訪問診療) ・患者からの求めに応じて訪問した場合の診療費(往診) ・看護師が訪問した場合の費用(訪問看護) ・薬代や検査にかかる費用 ・その他、特別な医療にかかる費用 ※訪問看護の費用は、介護保険でも対象になります。

医療保険による支払いができないもの

・包帯、ガーゼなどの材料費 ・訪問にかかる交通費 ・介護保険サービスの費用

在宅介護の自宅療養で訪問看護を希望した場

親が通院できないときに、在宅介護の自宅療養で介護保険での訪問看護を希望した場合、どのようなことをしてもらえるのでしょうか。 ・自宅療養上のケア 例えば、身体の清拭、洗髪、入浴、食事や排せつの介助など ・医師の指示に基づいた医療処置 例えば、点滴など ・病状のチェック 例えば、検温や血圧のチェック ・床ずれの予防処置 ・酸素機器や人工呼吸器の管理 ・リハビリ(機能訓練) ・認知症のケア ・介護予防のための、食事や運動のアドバイス ・在宅での終末期医療(ターミナルケア) ・家族の相談対応 など、訪問看護ではさまざまなことを行ってくれます。 親が通院できず、自宅療養したときに、家族だけでは対応できない医療行為のサポートを受けることができます。

在宅介護で自宅療養するためには?まとめ

①親が通院できないときに、家族の受け入れ体制があれば、自宅療養は可能です。 ②親が通院できないときに自宅療養で受けることができる医療を在宅医療といいます。 ③在宅医療には、往診と訪問診療があります。 親が高齢になると、 糖尿病や高血圧、認知症など、病状がある程度安定していて、医療処置がほとんど必要ないこともあります。 そのようなときに、 定期的な処方箋をもらいに行くために、親が通院することが難しいこともあります。 親が通院が難しく、自宅療養を希望するときには、家族の協力が欠かせません。 家族の受け入れ体制があれば、通院が難しい親の自宅療養が可能です。 往診や訪問診療を利用し、親の自宅療養の希望をかなえることができます。 介護保険を使った訪問看護も、家族が在宅介護するときには強い味方です。 在宅医療と訪問看護を上手に組み合わせて、通院できない親の、自宅療養したいという希望をかなえてあげられるといいですね。
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